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大箱根カントリークラブ大箱根カントリークラブ

大箱根カントリークラブ 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246 TEL:0460-84-3111

アクセス

よくある質問

SDGsの取組みについて

いつも大箱根カントリークラブをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

当ゴルフ場のSDGsに関する取り組みについて、その一部をご紹介させていただきます。大箱根カントリークラブでは、従業員一人ひとりが環境保護のためにできることを考え、実践しております。これからも地球環境の保全に 貢献できるよう努めてまいります。

SDGsの取組み

大箱根カントリークラブのコース管理においては、サスティナブルアクションとして、R&Aのサスティナビリティに関する指針を元に取り組みを行っております。
2016年にR&Aにおいて、サスティナビリティについては次のように定義されています。「経済的に健全で社会的責任のある管理方法により、自然環境の保護と調和させながら、Golf courseのプレー環境の質を最大限に高めることである」とされています。

*THE R&A:ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース(Royal and Ancient Golf Club of St Andrews)の略で、スコットランドに本部があるゴルフ組織の名称です。ゴルフのルールとクラブ・ボールなどのギアに一定の基準を定めた、名実ともにゴルフの総本山と言われています。

具体的な取組みについて

1.コースの地形と土質に合った管理

・土壌と芝の潜在している養分を分析し、不足している肥料成分のみを与えることにより、無駄のない肥培管理を可能としています。結果、コンディションの波ができにくく、病害の発生も少なくなるため、農薬の削減に繋げています。
・太陽光の入射角や太陽に対する地表面の向き、方向を見て肥料の散布量を調整し、コンディションのムラを無くしています。例えば、南斜面は肥料を少な目に、北斜面は肥料多めに与えるなどしております。

2.適切な芝種の選定

・肥料、農薬を最小限のインプット(投下量)で望ましいコンディションを作れるか、を考えた場合、年間の平均気温が12~14℃の大箱根では寒地型芝生と暖地型芝生の境界地帯となりますが、近年の温暖化傾向から判断すれば病害などに強い暖地型芝生を選択したほうが、資材のインプットを大きく減らすことができると考えています。そのために、ティーインググラウンドの草種変換工事(寒地型芝生→暖地型芝生)を実施しております。
また、暖地型芝生は水の要求量も少ないため、水資源の保全にも貢献し、散水作業における労動力の削減や節電にも繋がっております。

3.メンテナンスエリアの見直し

・ボールが行かないオーバーラフまで管理せず、プレー区域内を集中的に管理することにより、インプットを最小化するためのソリューションとなります。管理する面積を削減することは、水、肥料、農薬、砂、メンテナンスに必要な燃料、電力などあらゆるインプットを減少させることが可能となります。
管理面積を見直し、プレーゾーンを集中的に管理することでインプットを最小化しつつ、プレー環境の質を最大限に高めるという意味で、サスティナビリティ実現のための最も重要な部分であると考えています。そのうえで、インプットを毎年測定・検証し、毎年最小かつ適切なインプットにするよう努めております。インプットの最小化を目指すことは、プレーヤーと経営側両方を満足させる方法だと考えています。

4.生物多様性に配慮したメンテナンス

・コース内には多くの動植物が生息しており、それらへのインパクトを最小限にしたメンテナンスを行ております。毒性の低い農薬の使用し、化学肥料から有機質肥料への転換をはかっております。また、管理機械による騒音などにも配慮しております。
・裸地を無くし緑化を進めています。これは、必ずしも芝でなくても良いと考えております。緑化することによりCO2の吸収量を増やし、豪雨時における土砂流出を防止することができます。

5.分析結果に基づいた管理