軽井沢はサイクリストに優しい町です。
自転車走行のために道路が整備されているので、普段あまり自転車に乗らない人も走りやすいのが特徴。街中、郊外ともに、サイクリングに適したコースがあります。
そして何より、自然が豊かで空気がきれいな軽井沢でのサイクリングは爽快。春～秋の軽井沢の魅力を存分に体感できるでしょう。

サイクリングを楽しむと決めたら、まずは観光案内所で配布しているモデルコース別の地図とお立ち寄りスポットを紹介した冊子「軽井沢リゾート　ウェルネスマップ」を手に入れましょう。日本語版のほか、英語版、中国語版、フランス語版もありますよ。軽井沢観光協会のホームページからダウンロードもできるので、コースを検討する際に役立てては。

本格的なサイクリングを楽しみたい方には、ラン&サイクリングイベント「グランフォンド軽井沢」への参加も検討してみてください。

サイクリングといっても、「子どもと一緒に」「カップルで」「スポーツサイクリング」と楽しみ方はいろいろ。それぞれに応じたモデルコースをご紹介するとともに、お立ち寄りスポットをピックアップしてみました。
といってもこちらはあくまでモデルコース。こちらをベースに、ご自身が訪ねたいスポットや体力、所要時間などを考えながらサイクリングコースを考えてみるのもおすすめです。

スポット4　軽井沢聖パウロカトリック教会

おすすめのお立ち寄りカフェ

HARIO CAFE 軽井沢安東美術館店

ナチュラル・カフェイーナ

スポット1　ムーゼの森

ミュージアムパークである「ムーゼの森」には、軽井沢絵本の森美術館／ピクチャレスク・ガーデン、エルツおもちゃ博物館・軽井沢という2つの施設があります。
美術館、博物館で随時開催される企画展を鑑賞しつつ、イギリス人のランドスケープデザイナー、ポール・スミザー氏が手がけたナチュラルガーデンで軽井沢の原風景を体験できる人気のスポットです。

住所：長野県北佐久郡軽井沢町長倉182
TEL：0267-48-3340
営業時間：5～10月9:30A.M.～5:00P.M.、11～1月・3月・4月10:00A.M.～4:00P.M.
定休日：火曜日（GWおよび7～9月は無休）、冬期（1月中旬～3月中旬）
料金：軽井沢絵本の森美術館ピクチャレスク・ガーデン入館料/おとな￥950、中高生￥600、小学生￥450
エルツおもちゃ博物館・軽井沢入館料/おとな￥750、中高生￥500、小学生￥350
2館共通セット券/おとな￥1,400、中高生￥900、小学生￥650

スポット2　軽井沢タリアセン

軽井沢で子どもたちが思いっきり遊べる場所が「軽井沢タリアセン」。豊かな自然の中で、スポーツやアートなどが存分に楽しめます。家族一緒にボートでのんびり塩沢湖を周遊、森の中に設けられた本格的なコースをゴーカートで疾走するなど、子どもたちを主役にいろいろな体験ができます。

住所：長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217
TEL：0267-46-6161
営業時間：9:00A.M.～5:00P.M.※12・1月は10:00A.M.～4:00P.M.
定休日：施設ごとに異なる
料金：入園券/おとな（高校生以上）￥800、小人（小・中学生）￥400※施設やアクティビティを利用する場合は別途料金が必要です。

スポット3　湯川ふるさと公園

浅間山が遠望できる広大な公園です。園内には森や芝生の広場、川沿いの遊歩道などがあり、ダイナミックなアウトドア遊具も40種類以上設置されているので、子どもたちをのびのび遊ばせることができます。ランチ休憩やトイレ休憩にもおすすめですよ。

住所：長野県北佐久郡軽井沢町長倉2658-10

おすすめのテイクアウトスポット

小さなお子さん連れや人数が多いときは、軽井沢ならではのおいしいものをテイクアウトしてみては？ピクニック感覚で青空の下でおいしいものを味わうのも、サイクリングの醍醐味です。

おすすめのお立ち寄りカフェ

途中休憩でカフェに立ち寄るなら、子どもたちも楽しめるお店をチョイスしてみましょう。

SNOOPY茶屋 軽井沢店

「SNOOPY茶屋」の店内にはスヌーピーがいっぱい。茶屋という店名どおり、和を取り入れた空間になっています。

スヌーピーのデコがかわいい、信州の味覚を生かした「信州ミルクソフトとぶどうのあんみつパフェ」￥1,408や「あんバターどら焼きプレート」￥968がおすすめです。

住所：長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢800
TEL：0267-48-6000
営業時間：3/6～12/5 10:00A.M.～5:30P.M.（L.O.5:00P.M.）、12/6～3/5 10:00A.M.～5:00P.M.（L.O.4:30P.M.）
定休日：無休※カフェテイクアウトコーナーは12月～3月中旬ごろまで冬期休業
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【コースの内容と注意点】
「1,000ｍ林道」の1,000ｍとは距離ではなく、標高を指しています。中軽井沢と小諸市を結ぶ約35kmの道路で、標高1,000ｍ付近を通っていることからこの名がつきました。主に森の整備や保全のために使われている道路で、春と秋に開催されている自転車の大会「グランフォンド軽井沢」の指定コースにもなっています。スポーツサイクリングを楽しむ人には人気の道です。

途中には木々が茂り、緑のトンネルのような場所や、佐久平を見渡す絶景ポイントもあります。一方、全区間を走るのはサイクリングに慣れた人でないと難しいため、一部を走ってみる、お立ち寄りスポットを目的に1,000ｍ林道を訪れる、といった形で楽しんでみてはいかがでしょうか。

※自転車での移動時間｜約150分目安

スポット1　軽井沢野鳥の森＆ピッキオ

1,000ｍ林道の軽井沢側のスタート地点近くに「軽井沢野鳥の森」があります。広さは約100ha。その名の通り、多くの野鳥が棲息しています。サイクリングと組み合わせて、バードウォッチングを楽しんでみるのも良いでしょう。

野生動物に詳しい「ピッキオ」のスタッフが案内する、ネイチャーツアーに参加するのもおすすめですよ。森に隣接する「ピッキオ野鳥の森ビジターセンター」に行くと、ピッキオのスタッフが森内のマップや熊よけ鈴などを貸してくれます。「軽井沢星野エリアP1」と呼ばれるエリアには無料の駐輪場もあるため、ぜひ軽井沢野鳥の森へ行く前に、ピッキオに立ち寄ってみてください。

おすすめのお立ち寄りショップ＆カフェ

1,000ｍ林道コースの途中には、魅力的なショップやカフェが点在しています。興味があるスポットを目的地として、ぜひサイクリングで訪れてみてください。

シオルベーカリー

シンプルで洗練された造りの一軒家ベーカリー。2021年にオープンし、すでに軽井沢の人気店です。朝のうちに予約で売り切れてしまうことも多いので、欲しい商品があれば早めに予約しておくのがおすすめです。こちらで好みのパンを買って、サイクリング途中の休憩でいただいては。人気商品の「食パン1斤」￥330や「バゲット」￥280は、おみやげにも喜ばれそうです。

住所：長野県北佐久郡軽井沢町長倉5568-2
TEL：0267-46-8706
営業時間：9:00A.M.〜3:00P.M.（売り切れ次第終了）
定休日：日・月曜日

くろもじ庵

住所：長野県北佐久郡軽井沢町追分1472-7
TEL：0267-46-8707
営業時間：10:00A.M.〜4:00P.M.（売れ切れ次第終了）
定休日：不定休

RK GARDEN

遠方からこちらのお店を目的に軽井沢へ訪れる人も多い、人気のカフェ。1,000ｍ林道サイクリングの途中の休憩で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。自然あふれる店内は居心地がよく、思わず長居してしまいそう。
自慢のメニューは、「軽井沢産地野菜をじっくりと焼いた丸ごとトマトのスープカレー（サラダ、ドリンク付き）」￥1,830。オリジナルの野菜だしと20種類のスパイスをブレンドした深みのあるスープに、季節の高原野菜をたっぷり入れています。

軽井沢はサイクリングに適した場所ということもあって、レンタサイクルも随所で可能。その中でも、軽井沢プリンスホテルでのレンタサイクルは次の理由でおすすめです。

1）多彩なタイプの自転車がそろっている。
　カップルやファミリーに人気のタンデムのほか、マウンテンバイクもありますよ。

2）ホテルの敷地が広いので、慣らし乗りがしっかりできる。
　普段から自転車に乗り慣れていない人は、すぐに公道にでるのは少し不安かもしれません。軽井沢プリンスホテルのレンタサイクルなら、一般車両の通行がない敷地内で練習してから出発できます。

3）すぐに出発でき、疲れて帰っても客室にすぐ戻れる。サイクリング旅行にぴったりの宿泊プランがある。
　「チェックイン後、荷物を置いてすぐ出発したい」「朝食後にすぐ出発したい」という人にとって、ホテル内のレンタサイクルはとても便利。帰着時もすぐに客室でリラックスできるので疲れても安心です。

4）軽井沢・プリンスショッピングプラザでウエアやグッズが揃えられる。
　「サイクリングもスタイルから入りたい」という人は軽井沢・プリンスショッピングプラザへGO！ブランドショップでサイクリングにぴったりのウエアやグッズをゲットできます。当日思い立ってのサイクリングにも便利。すぐに必要なものが揃います。

春になると、軽井沢では本格的なサイクリングシーズンがスタート。
サイクリングは、全身で自然を感じながらお立ち寄りでグルメやショッピングを楽しめるので、お子さまとの思い出作りにも最適です。ぜひサイクリングで、軽井沢の新しい魅力を感じてみませんか。