THERMAL SPA S.WAVEを作り上げた
各界のプロフェッショナル。
それぞれが担当したプロジェクトの
こだわりや想いを紹介します。
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Facilities Concept & Produce:
TRANSIT GENERAL OFFICE- 中村貞裕
- 栃澤克次
カフェやレストランなど約90店舗を運営。海外の人気店を日本に上陸させるほか、シェアオフィスやホテル、鉄道などのプロデュースを手がけ、常に話題のスポットを生み出している。
「由緒ある別荘地"湘南の奥座敷・大磯"の面影と、日本有数のホテルブランドの歩みを重ねて、現代とこれからのわたしたちの感覚を呼び覚ますリゾート地の新しい過ごし方を企画しました。身体を整えていく、唯一無二の体験の場です」 -
Architecture & Design:
GENERAL DESIGN大堀 伸商業施設や個人住宅の設計から、アパレルショップや飲食店舗のインテリアデザインを手がける。直線的でミニマル、素材感や手の痕跡が共存するデザインは、国内外で評価されている。
「オーセンティックな海沿いのビーチハウスからインスピレーションを受けたデザインの本施設は、ここでしか体験できない上質で豊かな時間を通年過ごすことができます。伝統を継承しながらも、未来にクラシックとなる新しいリゾートの誕生です」 -
Graphic Design:
STUDIO NEWWORK2007年にニューヨークを拠点として設立。タイポグラフィにこだわるデザインスタジオとしてブランディング、エディトリアルデザインを中心としたプロジェクトに取り組む。
「"年齢も性別も関係なく、世界中の人が大磯の自然や文化を感じ、感動で満たすスパ"になってほしいという思いを、デザインに込めました。大磯の"波"や"今"を表現すると同時に、"心身の開放"や"現代のくつろぎ"を象徴しています」 -
Uniform Design:
N.HOOLYWOOD尾花大輔2001年にブランド「N.HOOLYWOOD」を設立。翌年、初のショーを発表以来、毎シーズン東京で発表。2011年よりニューヨークにてランウェイコレクションの発表を続けている。
「大磯のイメージが海というところから始まり、機能性にも優れた海軍(US NAVY)のユニフォームにインスピレーションを得ています。リラックスした空間をイメージし、カジュアルな素材やシルエットを提案させていただきました」 -
Illustration:
長場 雄- ©Kazuhiro Shiraishi
人物の特徴を捉えたシンプルな線画が持ち味で、アパレルブランドへのデザインワーク提供をはじめ、広告、書籍、パッケージデザインなど幅広く活動している。
「空間がミニマルにまとめられているので、そのイメージを崩さないこと。そして、入浴マナーを押し付けるのではなく楽しんで見てもらえるイラストにすることで、日常から離れてリラックスしにきた気分を損なわないようにしました」 -
Manga Artist:
タナカカツキ大学在学中にマンガ家としてデビュー。映像作品も多数手がけ、アーティストとして幅広いジャンルで作品を発表。日本サウナ・スパ協会に公式に任命された「サウナ大使」としても活躍。
「広くてシンプルで、眺めは最高で、静けさも楽しめそうです。パノラミックサウナの富士山ビューは唯一無二ですし、低温サウナの雪もおもしろいですね。外気浴スペースや、ファイヤープレイスも最高です。と、伝えたいことが山盛りな場所ですね」 -
Interior Styling:
中林友紀インテリアデザインとスタイリングを手がけるデザインオフィス「Jamo Associates」に所属した後に独立。メディアや空間のスタイリング、展示会ディレクションなど多方面で活躍。
「モダンな建築にモダンなインテリアで演出するのではなく、この寛容な空間のなかで、良い意味で"馴染む違和感"を意識しました。多国籍で非日常的なオブジェなどでリラックス感やラグジュアリー感を取り入れ、アーバンリゾートに仕上げました」 -
Product Design:
酒井嵩人クリエイティブチーム「CEKAI」に所属し、プロダクトデザイン・企画を中心に玩具、インテリアなどのデザイン提案を行う。
おもちゃブランド「NEON TOYS」も展開している。
「本施設の中では、ロッカーのキーブレスレットはとても小さな要素です。しかし必ず、お客さまが手にとるものです。シンプルな構成要素で施設との調和を図りながらも、手にとった時にこだわりが感じられるようなデザインを心がけました」 -
Acrylic Design:
俵藤ひでとアクリル素材を中心にアートピースから店舗什器まで広い領域で立体物のデザイン・制作を行う。異業種との協業も多く、日本の伝統的な思考や設えでアクリルの可能性を探っている。
「本来であればお客様が触れるはずのないサインですが、真鍮とアクリルの無機質な素材の組み合わせにより、触り心地と温度を感じとることができるディテールにすることで、自然でやさしい雰囲気を演出しています」