株式会社プリンスホテル（本社：東京都豊島区南池袋 1-16-15 代表取締役社長：小山 正彦）は、日本ホテル協会が 募集・選定している「社会的貢献表彰」において優秀賞を受賞いたしました。

この「社会的貢献表彰」は、SDGsへの取り組み等、企業の社会貢献への重要性が増している中で、日本ホテル協会が会員ホテルで行っている取り組みの中で模範的で先進的な取り組みを表彰するものです。2019年度に第1回が実施され、当社の軽井沢プリンスホテルが優秀賞を受賞いたしました。今回が第2回の実施となり、当社は2年連続での受賞となりました。

今回、当社が受賞した取り組みは都内8ホテルで実施している「共同配送システムの構築」です。これはホテルが食品を仕入れる際、各取引先から各ホテルに直接納品するのではなく、取引先は当社が指定した倉庫に納品し、倉庫から各ホテルが必要な食品のみをまとめて都内8ホテルに配送するシステムです。これにより、取引先は各ホテルに個別配送をする必要がなくなり、ホテル側も個別に取引先の対応をすることがなくなったため、双方の業務効率向上につながりました。また、ホテルへの納品車両が減ったことで CO2 排出量の削減やホテル近隣の交通渋滞緩和につながったこと等が評価され、今回の受賞に至りました。

西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り 組みを「サステナビリティアクション」として積極的に推進しています。また、当社グループでは社会課題・当社の事業 環境等を踏まえて当社が特に取り組むべき4領域（安全、環境、社会、会社文化）、12アジェンダ（重要テーマ）を設 定し、アジェンダに沿った取り組みを進めております。

プリンスホテルでは、西武グループの中核を担う企業として自然エネルギーによる発電事業や自治体と連携した環境 保全活動等に加え、食品ロス削減への取り組みや使い捨てプラスチック製ストローの廃止、ゴルフ場のプラスチック製使い捨て袋の提供終了等、プラスチックの使用抑制も積極的に進めております。全世界で環境問題への意識が高まる中、プリンスホテルは、今後も従業員一人ひとりが環境保護のためにできることを考え、実践し、地球環境の保全に貢献できるよう努めてまいります。


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