ホテルのエントランスをくぐった瞬間、ふわっと鼻先をくすぐる心地よい芳香。滞在への期待感を高めるとともに、「このホテルへ帰ってきた」、という安心感でお客さまをおもてなししたい、そんな思いから始まった香りのプロジェクト。ついに、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」だけのオリジナル・アロマが完成しました。

このホテルを象徴する香りとして求めたのは、上質で洗練されたイメージを表現していること、そして何より、ほかでは経験したことのない、オリジナリティあふれるものにしたい、ということでした。

このイメージを具現化したのが、アロマ空間デザイナー、武石紗和子氏です。コンセプトとしてあがったのは“伝統と先進の交じりあう洗練された空間を豊かに彩る、日本の奥深い美意識に触れ、心寛ぎ、記憶へと紡がれていく特別な香り”でした。武石氏によると「特に重要視したのが、“日本らしさ”をどう表現するか、という点です。海外のお客さまへのアプローチとしても外せないポイントなのですが、同時に革新的なイメージも合わせもつホテルでもあります。そこで取り入れたのが、木質のホーウッドやカブリューバ、フランキンセンスなど、数種類をブレンドして香りの層を生み出し、深く芳醇な“日本の美意識”を表現するといった方法です。さらにジュニパーやターメリックなどのスパイシーで躍動感ある香りのアクセントを加え、エキサイティングな新しさも表現しました。そして完成したのがこちらです」。

実際に嗅いでみると…、伝統的で厳かな雰囲気を醸だし、深いリラクゼーションをもたらしながらも、どこかエネルギッシュなムードに満ちた新しい香り、まさに求めていた、オリジナリティを感じさせるものでした。「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」でしか味わえない、このオリジナル・アロマと共に、皆さまをお迎えしたいと思います。