FIGURE 100
2016.06.22【Figure.22】
赤プリの伝説メニューもより豪華にリニューアル!
鉄板焼きでサーブする究極の“フォアグラサンド”
赤プリの伝説的メニューとして、閉館した今もなお、他のプリンスホテルへと引き継がれ、皆さまに親しまれている“フォアグラサンド”。私たちの「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」でも、最高の食材とパフォーマンスで進化をとげた、ギャラリーにふさわしい “フォアグラサンド”をご提供することになりました。
そもそもは、赤プリ最上階のバー「トップ・オブ・アカサカ」で提供していたメニュー。人気の秘密は、濃厚なフォアグラとそれに負けないほど分厚くカットされたパン、そしてほんのり甘みを効かせた和風のフォン・ド・ヴォーソースとの絶妙なバランスにありました。その深みのある味と香りは絶品だとお客さまから好評を博し、一度食べたら忘れられない名物メニューとして愛され続けていたのです。
復活させるなら、ここにしかないスペシャルなメニューとして生まれ変わらせねば! そんな強い決意で挑んだ担当シェフ。ひらめいたのは、かの有名なフレンチメニュー、ロッシーニでした。ソテーしたフォアグラと牛ヒレ肉をマデラ酒の効いたソースで仕上げるという贅沢な逸品を、サンドイッチへと落としこむことを思いついたのです。
メーンとなるフォアグラは、風味豊かなハンガリー産を使用。フォアグラを引き立てるヒレ肉は、脂身を感じさせない和牛をセレクトしました。味の決め手となるソースは、マデラ酒とトリュフを用いたペリグーソースで、本格的なロッシーニ風味へ。挟むパンにもこだわり、粉の味を存分に感じられるカンパーニュにしています。仕上げとなるサーブ方法にもシェフのアイディアを発揮。これらをオーブンではなく、お客さまの目前にある鉄板の上で調理することで、目で楽しみ鼻でも味わえる、五感に響く演出で盛り上げることにしたのです。
このメニュー、「WASHOKU 蒼天 SOUTEN」の鉄板焼きはもちろん、バーでも提供予定です。バーテンダーによると、合わせるならボルドーの赤ワインも相性抜群ですが、ブランデーやコニャックのソーダー割りもおすすめだとか。フォアグラの甘やかな芳香と肉のうまみがより豊潤に広がり、馥郁(ふくいく)たる香りが楽しめるといいます。何とも贅沢な究極のサンドイッチは、新たなホテルの名物メニューとして、皆さまに気に入っていただけることと思います。