FIGURE 100
2016.07.07【Figure.32】
これまでにないふっくらとした素材感で、
肌が喜ぶバスローブ
そのバスローブとの出会いは、“ひと目惚れ”と言えるものでした。それも、商品探しに難航していた時だったので、初めて手にした時は感動すら覚えました。何度も協議を重ね、やっと出あえたバスローブは、これまで見たものとまったく違うものでした。ふっくらとした柔らかさ、そして軽さは、素肌に羽織るものとして申し分のない素材感だったのです。
そんな素材の秘密について、生地のプロフェッショナルの笹木美保子さんがこう教えてくれました。「手摘みされているので綿本来が保つ空洞が保たれ、洗っても硬くなりにくいのが特徴ですね」その綿を、愛媛県今治市で縫製。自然に優しい漂白方法でふんわりと仕上げるポイントだそうです。その生地は、ウズベキスタンの綿を100%使用しているとのこと。中央アジアの長綿で、遠い地方なので輸入にとても時間がかかりますが、それほど希少で取り寄せる価値のある品質の綿といえます。
デザインについては極力シンプルで、それは肌に触れた時の心地よさを追求した結果。気持ちのよい素材感があれば、余分な飾りはいらないと実感する品質です。濡れた身体に羽織った時の吸水性も抜群で、すっと水を引くその瞬間もまた、ここだけの体験であるはず。
是非、このバスローブの心地よさをその肌で実感していただきたいです。