FIGURE 100
2016.07.28【Figure.46】
“おかえりなさいませ!”5年ぶりにお客さまをお迎えした
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」、最初の日。
「それではお願いします!」司会の方の合図のもと、プロフィギュアスケーターの荒川静香さんらの手によって、華々しくテープが切っておとされた2016 年7月27日(水)。ついに私たちのホテル、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」がオープン致しました。
その日開催されたグランドオープンセレモニーのメインを飾るのは、最初のお客さまをお迎えするチェックインセレモニー。ご登場して下さったのは清水さまご夫妻。実は2011年3 月の“赤プリ”閉館時の最後のお客さまです。
閉館セレモニーでは、3,000個を超えるメッセージをいただいた中で、最後にメッセージを頂戴したお客さまも清水さまご夫妻でした。
その時のメッセージが「“赤プリ”は日本の我が家」。
米国在住で、日本滞在時には家族そろって“赤プリ”をご利用されていた大切なお客さまです。
この5年間は、他のプリンスホテルに宿泊しながら、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」のオープンを、心待ちにして下さっていたそうです。そんな清水さまご夫妻に、「おかえりなさいませ。我々スタッフはお客さまのそんな想いに応えるために、本日まで準備をしてまいりました」と、武井統括総支配人よりガラスのルームキーを進呈。以前の、“赤プリ”のように、今度は私たち「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」が清水さまの日本の我が家になれますよう。そんな願いを込めて作られたルームキーです。
その言葉に閉館してからの日々に思いを馳せ、ホテルスタッフ一堂、思わず感極まったシーンでした。
清水さまご夫妻に新たなホテルの感想をお伺いすると、「清々しくて素晴らしいホテルですね。“赤プリ”と印象は違いますが、スタッフの方々の対応は、今までと変わらずフレンドリーであたたかく、やはり日本の我が家です。私たち家族の日本での歴史は、これからもプリンスホテルで続いていくのだと思います。私たちだけでなく、多くの皆さんにとっても第2の我が家になればと願っています」と、嬉しいメッセージを頂戴しました。
いただいたコメントに恥じないホテルを目指して。かつての“赤プリ”ファンの皆さま、そしてこれからお迎えする新たなお客さまに愛されるホテルになるべく、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」はスタートします。