FIGURE 100
2016.08.30【Figure.53】
あふれる情熱で進化しつづける、
David Bouleyの“今”に出会える!
9月26(月)~28日(水)、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」で開催される「The Bouley Magic Night」。世界にその名を知られるスターシェフでありながら、同時に「医食同源」を目指し、食で人々を健康にすることを追求し続けているDavid Bouley氏。
「どこから湧き出てくるのか、燃え滾る情熱を抱えたエネルギッシュな人」――そう語るのは、同ホテル総料理長の高橋慶太と共に、今回の企画の実現に尽力してきたプリンスホテル調理担当の桂有紀乃。N.Y.「Bouley」の厨房で修業した経験を持ち、Bouley氏を間近で見てきたからこその視点です。
さまざまな要素からインスパイアされて、日々、変わる「Bouley」のメニュー。中でも、Bouley氏が重視するのは、“食材の声”。眼前に並ぶ最高級の素材、自家農園で栽培した野菜、多彩な出汁や野菜ピュレ、ハーブオイル……。それらをどのように組み合わるのがベストか、食材からの“声”を聴き、想いを巡らします。それを支えるのは、彼を敬愛し、そのインスピレーションから生まれる料理を楽しみに待つ厨房スタッフとお客さま。
「準備が無駄になることも少なくありませんが、それでも彼の閃きから生まれる素晴らしい料理を待つ気分は、その場に立ち会った者にしか味わえないもの。最高のドキドキとワクワクが凝縮された時間です」
和食にも造詣が深く、麹などの発酵食に高い関心を持つBouley氏。刺激を与え合う存在として意気投合した桂には、時差も気にせず、電話してくることも度々。「“今”の自分が日本の食材と出会って何が生まれるのか、とても楽しみだ」と語っているとか。進化し続ける彼に、当日、どんなインスピレーションが煌くのか。「The Bouley Magic Night」の開幕が待たれます。