FIGURE 100
2016.10.14【Figure.65】
“猿”に願いを込めて、
パワースポット「山王日枝神社」へ
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」のある赤坂界隈は、古くから栄えた街ならではの観光スポットが数々あります。そのひとつ、緑の杜に建つ「山王日枝神社」は、江戸城の裏鬼門を護る鎮守として建立され、「山王さん」の名で敬い、愛されてきました。地や水の運気を司るパワースポットとして大切にされてきたのです。
山の神を祀る日枝神社で、神の使いとして大切にされてきたのが猿。山の守り神である猿は、人と神の間をつなぐ存在として、「神猿(まさる)」と呼ばれてきました。その呼び名から、「魔が去る(まがさる)」「勝る(まさる)」として、勝負運や魔除けの神とされているとか。また、「猿(えん)」の読みから、縁結びや恋愛成就の祈りも捧げられています。
社殿をお守りしているのは、夫婦の猿。夫猿には「仕事運」「出世運」「商売繁盛」の願いを、子猿を抱いた妻猿には「縁結び」「安産祈願」「家内安全」を祈る人が多いといわれます。触れるとさらにご利益があるともいわれ、猿の像をなでる人の姿も多く目にします。また、境内にある末社「猿田彦神社」は“道ひらきの神”として知られます。何かを始めたいとき、大きな活躍を望むときに、強いパワーを授けてもらえるとか。
2016年、残り2ヵ月あまりとなった申年ですが、より良い日々を送れるように、人気のパワースポットへお詣りしてみてはいかがでしょうか。