FIGURE 100
2016.11.04
【Figure.71】
誰も見たことがない、
進化する“WASHOKU”
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」35階に位置する、メインダイニング「WASHOKU 蒼天 SOUTEN」。ここで供されるのは、和食でありながら、そのカテゴリーに収まりきれない、進化する“WASHOKU”。
従来の和食では使われていない食材や調味料を取り寄せ、新たなバランスの妙を生み出すことに心を砕く、料理長・高橋 賢。彼が願うのは、このコンテンポラリー空間に抱く、お客さまのときめく気持ちへ寄り添うこと。
「お客さまが今まで味わったことのない、“初めて”の感動と心に響く美味しさをお届けしたい」という高橋の熱い想いが、やわらかな発想へつながり、独創的な料理を生み出しているのです。
そのひとつが、「イベリコ豚の角煮 黒酢ソース」。ほろりと口の中でほぐれる寸前まで煮込んだイベリコ豚の角煮を、さっと揚げることで旨味を封じて、サクッとした食感もお楽しみいただけます。召し上がる際は、黒酢ソースでディップしてどうぞ! 色あざやかなドラゴンフルーツの器からとろりと黒酢ソースが流れ出る瞬間は、思わず息をのんでしまうほど。トロピカルフルーツならではの濃厚な甘みと、熟成が香り立つ黒酢の取り合わせが、イベリコ豚の美味しさを引き立てる一品です。