11月半ば、晩秋を迎える東京の街では、色とりどりに紅葉した樹木が季節の便りを伝えてくれます。「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」から歩いて数分の距離にある「清水谷公園」も、あざやかに色づいたイチョウやモミジ、ケヤキが心なごむ空間を作り出しています。

「朝早く、街が動き出す前に散策を楽しむのもいいでしょうし、射し込む陽光に照らされてきらめく紅葉を眺めるのも、この季節ならではの楽しみだと思います」（コンシェルジュ・桃井 忍）

歴史をたどると、江戸時代には紀伊徳川家と井伊家の敷地の境目にあった谷地で、清水が湧き出していたことから、この名がついたとか。紀尾井町の歴史の一端も垣間見られる場所です。

さらに、もうひとつ。コンシェルジュ・桃井のおすすめが、文京区本駒込の「六義園」。広い庭園の中央にある大きな泉水を取り囲むように、築山や土橋、茶屋が配され、四季を彩る樹木が植えられた江戸時代を代表する日本庭園のひとつです。秋は、ハゼノキやモミジ、ドウダンツツジが色づき、美しい表情を見せてくれます。

「この季節から、紅葉のライトアップが行われます。幻想的な美しさは、ぜひ一度、ご覧いただきたい景色です。日本庭園ならではの風情、紅葉の見事さをお楽しみいただけると思います」（コンシェルジュ・桃井）

ホテルからのアクセスも良く、南北線1本でお出かけになれます。なお、2016年度の紅葉ライトアップは、11月19日（土）～12月7日（水）。ライトアップは日没から行われます。詳しくは、コンシェルジュへお尋ねくださいませ。