FIGURE 100
2017.01.17
【Figure.89】
春を待つ想いをのせて。
凛と咲く“白木蓮”がお出迎え。
二十四節気で“大寒”を迎えるこの季節。 冬のなかでも、ひときわ寒さを感じる時季ですが、 春がもうそこまで来ていることを感じる場面に出合うことがあります。 街路樹の葉を落とした樹木の枝先が瑞々しさを保ち始めたり、 かたかった蕾(つぼみ)が日ごとに柔らかくふくらんできたり――。
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」36階のエントランスホールで、 お客さまをお迎えしているのは、そんな春を待つ想いをのせた白蓮。 “気高さ”を花言葉にもつ白蓮は、中国原産。 七色に変わる光の中に包まれながら、ふっくらとした花びらが咲き、枝ぶりも伸びやかに。
もうひとつ。
白蓮がもつ別名、「コンパス・フラワー」はご存知ですか?
これは、山野で見かける白蓮の蕾の先が北向きになっていることに由来するのだそう。
より多くの光を蕾の根元へ浴びて、大きく花ひらこうとする自然の力。
山中で道に迷ったときも、白蓮の蕾を見れば、方角がわかると言われています。
紀尾井町で春を迎える“道しるべ”のような白蓮の凛とした花姿をお楽しみください。