01『東京都現代美術館』で
コンテンポラリーアート群に
息を呑む
初めて訪れた清澄白河の街は、不思議な静けさに包まれていました。
下町風情の残る暖簾の傍に、こぢんまりとしたカフェ。
古さと新しさがすんなり調和した通りを歩くうちに出逢ったのは、拓けた空にぽっかりと浮かぶ現代建築。
そう、ここが日本の戦後美術から現代美術の流れを展望できる『東京都現代美術館』です。
陽光が造る陰影すら、ここではデザインになってしまうみたい。
木場公園の豊かな緑を借景にした窓際では、憩う人々もどこか気持ちよさそう。
約1時間半、アートが彩るためつすがめつの散歩道。
つい“これはどういう意味?”と考えそうになるけれど、今の自分にとって正解に思えたことが正解、でいいのかも。
感性のストレッチが終わったら、見慣れた世界もちょっぴり違う色。
02メロウな時間の流れる
『二階のサンドイッチ』で
ほっとひと息
館内のカフェ『二階のサンドイッチ』でひと休みといきましょう。
円の外周をカフェスペースとして使った空間設計が、なんともアーティスティック。
思わず迷うのが楽しくなってしまうラインナップです。
陽の当たるテラス席でモダン建築と青空のコラボを愉しみながら、大きくひと口。
バジルソースが芳ばしい、絶品サンドでした。
蜂蜜とレモンでお茶の苦味をほぐしたジャスミンティーも、これまた美味。
アートとカフェのコンビネーション、なんだかクセになりそうです。
二階のサンドイッチ
住所:〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(東京都現代美術館内/木場公園内)
アクセス:ホテルから電車 約35分(東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩9分)
自転車 約16分
車 約13分
03新進気鋭のパティスリー
『ENVEDETTE』で
ケーキをテイクアウト
そんな時に頼りになるのはやっぱり、心の栄養となりそうな甘いスイーツ♡
清澄白河駅から徒歩約5分、東京都現代美術館からは徒歩約4分のパティスリー『ENVEDETTE(アンヴデット)』へと足を運びました。
ショコラムースにラムレーズンがアクセントとなった看板商品「アンヴデット」をはじめとして、ガトーフレーズ(ショートケーキ)やタルト、モンブランなど品数の多さに目を奪われます。
パイ生地の上にイチゴとカスタードクリーム、ピスタチオクリームが載ったタルトフレーズ(写真右)は、甘酸っぱい中にもピスタチオのコクを感じる大人のひと品。
ミニョン(写真左)は、ホワイトチョコとイチゴの組み合わせが愛らしい、春の陽射しのような味わい。
どちらも一度味わっただけでファンになる、そんな珠玉のスイーツです。
ノープランの1日は、振り返ってみれば大成功。
東京ベイ潮見プリンスホテルを起点にした“アート×スイーツな清澄白河散歩”にハマってしまいそう。